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歯ぎしり

2021.7.05

目次

こんにちは。

川口の歯科医院「医療法人社団体 歯友会 赤羽歯科川口診療所」歯科医師の長谷川です。

今回は歯ぎしりについて書いていきます。

歯ぎしりとは

歯ぎしりとは、無意識のうちに食いしばったり歯をこすり合わせたりしてしまうなど上下の歯が不必要に接触している状態のことわ歯ぎしり(ブラキシズム)といいます。

上下の歯を横方向にギリギリこすり合わせることをグライディング、強く噛みしめることをクレンチング、カチカチ嚙み合わせることをタッピングといいます。グライディングは睡眠中に多くみられ、クレンチングは日中でも無意識に行っていることがあります。

本来、リラックスした状態では上下の歯の間には隙間があって食事や会話の時以外は触れ合うことがありませんが、歯ぎしりや食いしばりで上下の歯が触れ合っていると長時間にわたって歯や顎に力がかかって、歯や歯を支えている組織に負担をかけてしまいます。

 

歯ぎしりによっておこること

歯をこすり合わせるグライディングはキリキリ、ギシギシ、カチカチという音がするため周囲の人に指摘されて気づく場合が多いです。

クレンチングは眠っている時に音が出にくく、日中に行っている場合は無意識のうちに歯を食いしばるタイプなので、自身でも気づきにくく、言われて意識してみると気づいたら歯を食いしばっていた、歯を噛み合わせていたということも珍しくありません。

どのタイプの歯ぎしりも、顎の痛みのような顎関節症の症状が現れて初めて気づくことや、歯科で歯のすり減りを指摘されて気づくことも多いです。

症状としては、歯が異常にすり減ったり、咀嚼に関わる筋肉や顎の関節に大きな負荷がかかることで顎が痛くなったりだるくなったりしやすく、強い力がかかることで歯が欠けたり詰め物が取れたり、歯周病の悪化につながることもあるます。頭痛や首筋の凝りなどが慢性的に生じることもあります。

歯ぎしりの原因

歯ぎしりが起こるメカニズムは完全には明らかにされていませんが、一般的にはストレス、噛み合わせ、飲酒喫煙、などが原因とされています。

・ストレス

歯ぎしりの原因のほとんどはストレスだと言われています。私たちは、寝ているとき無意識に歯を食いしばることで、不安や憂うつな気持ちを解消しているようです。

・噛み合わせ

噛み合わせが悪い人は歯ぎしりが起こりやすいと言われています。噛み合わせたときに、特定の歯だけが強く接触していたり、詰め物・被せ物が高過ぎてぶつかっていたりすると歯ぎしりの原因となることがあります。

・飲酒喫煙

因果関係は明確になっていませんが、お酒やタバコが原因で歯ぎしりが起こるという説もあります。アルコールやニコチンの摂取は、歯ぎしりの症状を悪化させるリスクがあると言われています。

歯ぎしりに対する治療

睡眠中の歯ぎしりには、ナイトガードというマウスピースを装着することで上下の歯が直接当たらないようにして防止する方法が一般的です。歯や顎にかかる圧力を減らすことで、歯のすり減りを食い止め、詰め物が取れるリスクを減らすこともできます。不規則・不安定な生活習慣や睡眠の環境が歯ぎしりを悪化させる要因になっているときは、その改善について考えます。日中の歯ぎしりに対しては、患者さん自身に意識してもらい気づいた時には力を抜くことをおすすめします。。

「歯ぎしり」を自覚していない方も多く、歯科医院を受診した際に指摘されることがあります。自覚症状がなくても歯ぎしりによって歯を傷つけていることもありますので、定期的に歯科受診をしていただき「歯ぎしり」の有無の相談をしてみてください。

「歯ぎしり」でお悩みの方は是非当院までご相談ください。