お知らせ
歯ブラシの種類について
2022.4.14
目次
こんにちは。赤羽歯科川口診療所の歯科衛生士の大和田です。
皆さんは毎日どのような歯ブラシで歯を磨いていますか?
その人のお口に合わせた歯ブラシを選択することで虫歯や歯周病のリスクを下げることが出来ます。
今回はその歯ブラシの種類や特徴について、お話していきたいと思います。
基本の歯ブラシ
最初に歯ブラシの基本について説明します。歯ブラシには、歯ブラシの毛先の部分を示す「ヘッド」持ち手とヘッドの間の「ネック」持ち手部分の「ハンドル」に分かれています。
「ヘッド」の部分は毛の長さ、硬さなど様々な種類があります。
「ネック」の部分は歯ブラシの毛の部分(ヘッド)と持ち手(ハンドル)の間にある太さが細くなっている部分です。
「ハンドル」は歯ブラシを把持する部分です。
歯ブラシの種類
歯ブラシには、様々なバリエーションがあり毛の硬さ、ヘッドの大きさ、形など用途によって異なります。
まずは毛の硬さについて紹介します。
・「かため」…汚れを落とす効果は高いですが強く磨くと歯や歯茎を傷付けてしまいやすいので注意が必要です。
・「ふつう」…一般的なタイプの歯ブラシです。正しい磨き方が出来ていれば十分に汚れを落とせます。
・「やわらかめ」…歯や歯茎を傷付けにくいため、歯茎に炎症のある方、お子さまなどにも安心して使って頂けます。しかし汚れが落ちにくいため、丁寧に磨くよう注意が必要です。
次に、歯ブラシの毛先の硬さについて紹介します。
・「山型」…歯1本1本にフィットし、歯と歯の間の汚れを落としやすいです。
・「フラット型」…毛先が平らな為、歯の表面をしっかり磨くことができます。
・「ドーム型」…中央部がドームのように盛り上がる様な形の為歯と歯茎の境い目にフィットし、サイドの毛は歯茎に当たってマッサージの効果もあります。
そして、ヘッドの大きさです。
「大きいヘッド」…一度に広い範囲が磨けますが、奥歯や歯並びが悪い所は磨きにくいというデメリットがあります。
「小さいヘッド」…大きいものに比べて隅々まで磨くことができますが一度に磨ける範囲が狭い為、より丁寧に磨かなければなりません。
このような特徴を踏まえて自分に合った歯ブラシを選ぶことが重要です。
当院でご用意している歯ブラシ
それでは当院でご用意している代表的な歯ブラシを紹介します。
「ruscello」B-10タイプ 虫歯の予防やプラークの効率的な除去を目的とした歯ブラシです。
健康的な歯肉、歯肉炎の方におすすめです
B-20タイプ 10代の方、女性の虫歯予防におすすめです
P10タイプ 中等度~重症度歯周炎、歯肉退縮している方
歯肉に出血や痛みがある方でもお使いいただけるよう毛先が長細く加工されているため歯肉の痛みが強い方に最適な歯ブラシです。
グラッポ
ヘッドが大きめなので効率よく磨け、奥歯の奥や歯の溝がよく磨ける毛先になっているため、虫歯や歯肉炎の予防になります。また握りやすい太めのハンドルのため磨きやすくなっています。
おわりに
お口の中を綺麗に保つためには、自分のお口の状態にあった歯ブラシを選ぶことが大切です。
自分のお口の中の状態にあった歯ブラシ選びにお困りでしたら、ぜひ当院までご相談ください。
それ以外のご相談もお待ちしております。
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