お知らせ
歯の健康と全身の健康は関係している?
2024.5.23
目次
みなさんこんにちは!
川口・鳩ヶ谷の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」の歯科医師の天野です。
みなさんは、歯の健康が全身の健康とも関係していることを聞いたことがあるでしょうか?
今回は歯の健康が全身の健康にどのように結びついているのかについてお話していきたいと思います。
歯周病と全身の病気の関係
歯の病気で特に多いのが歯周病です。
歯周病とは、口腔内の細菌感染によって起こる炎症性の病気で、歯ぐきの腫れや出血、口臭などが特徴ですが、全身の病気とも関係していることが分かっています。
まず、歯周病と心疾患との関係性が挙げられます。歯周病が進むと、歯周病原菌が血液中に入り込み、心臓や血管に炎症を引き起こす可能性があると言われています。また、歯周組織の炎症によって透過性が高まり、炎症性物質が血液中に流れる事で、動脈硬化などを引き起こす恐れがあることも示されています。
糖尿病との関係
もう一つ挙げられるのが、糖尿病との関連です。歯周病の炎症性物質がインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを妨げることで、血糖値のコントロールを困難にするとされています。
なので、糖尿病を患っている人は歯周病になりやすく、逆に歯周病のある人は糖尿病の管理が難しくなる可能性があるのです。
これらの病気は互いに影響し合うため、十分な口腔ケアと糖尿病の管理が重要です。
このように、口腔内での炎症や感染が全身の健康に影響を及ぼすことがわかります。
歯周病を防がないと...
歯周病原菌は、酸素のない所が好きなため、普段のセルフケアでは届かないような、歯と歯茎のすき間の奥深くに入り込み、増殖していきます。
そのため、歯科医院での定期的な検診とプロフェッショナルなクリーニングが全身の健康においてもとても重要です!
歯周病を防がないと、将来残せる歯も少なくなってしまいます。
歯の残っている本数が少ないと、
・脳が刺激されなくなり、認知症になるのが早まる。
・噛み合わせが乱れる事で、バランス感覚、運動能力が落ちる。
・咀嚼する力が弱まり、食物の消化や栄養吸収の効率が下がる
など色んな研究結果が出ています。
健康に長く生きる為にも、ご自身の歯を1本でも多く残せるよう、検診やご相談等は、
川口・鳩ヶ谷の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」にぜひお越しください。
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