お知らせ

コンポジットレジン修復って?

2021.1.08

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。川口の歯科医院「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」の歯科衛生士の千田と岡本です。
皆さん治療の時に青い光をピカッとしていて何をしているんだろうと思ったことありませんか?
今日はその治療、コンポジットレジン修復(CR)についてお話したいと思います。

コンポジットレジン修復は現在、虫歯治療で広く普及しているプラスチック製の白い修復材料です。
コンポジットレジン修復が普及する前は、金属の詰め物が一般的で、治療回数が最低でも二回はかかりました。
しかし、コンポジットレジン修復の登場により、その日のうちに治療が終わることが可能になりました。

コンポジットレジン修復のメリットとデメリット

メリット
●歯の削る量を最小限に抑えられる。
●金属アレルギーの心配がない。
●銀歯と比較して見た目が良い。
●自身の歯の色に合わせて詰められる。
●虫歯の箇所にもよるが基本的に一回の治療で終わる。
●欠けや変色が起きても、修正し直すことが可能。
●保険診療が適用される。

デメリット
●経年変化に伴い、色素沈着し変色したり、とれてしまうことがある。
●強度の点で、金属やセラミック修復に及ばず、破損(割れる、折れる)する恐れがあり、虫歯の大きさや部位(臼歯部など)によっては治療できないことがある。
●清掃不良などにより、コンポジットレジンの境い目から二次的虫歯が発生することがある。
●摩耗することで、かみ合わせや食べ物が詰まる等の問題が生じることがある。

コンポジットレジン修復(CR)の流れ

①虫歯を削る。
(虫歯の大きさによっては麻酔をします。)
②歯面を防湿・乾燥させる
(ここ、すごく大事!乾燥下で詰めないと変色、二次虫歯、とれやすくなります。)
➂歯面処理剤を塗布、エアーで乾燥、光を照射
④歯の色に合わせたレジンを詰める。
➄光を照射して硬化させる。
⑥形態修正と噛み合わせを調整する。
⑦研磨して表面をつるつるに仕上げる。

コンポジットレジン修復とセラミック修復との違いは?

●セラミックは強度が高く、摩耗しない。
●セラミックは自費診療、コンポジットレジンは主に保険診療。
●セラミックは審美性が高く、コンポジットレジンは経年的に劣化する。
●セラミックは厚みをもたせる必要があり、場合によっては虫歯以外の多くの歯質を削る必要がある。
●セラミックは歯としっかり適合し、虫歯ができにくい。
●セラミックは汚れや歯石が付着しにくく、よごれも落ちやすい為、虫歯や歯周病もリスクが低い。

まとめ

コンポジットレジン修復は白いつめもので、また一日で治療することができますが、清掃性や経年的な劣化により、二次的な虫歯が生じる等の問題も生じます。

自分の口腔内のコンポジットレジン修復をした場所を把握していない患者さんは意外と多いです。
そして、コンポジットレジン修復は完璧なものではありません。
一度削った天然の歯は二度と戻ってきません。
治療した箇所をご自身で把握し、虫歯になるリスクの高い場所などを把握しておきましょう。

そして、ご自身での毎日の歯磨きとクリニックでの定期的なメインテナンスで、口腔内を衛生的に保つことが大切です。

執筆者情報

院長・歯科医師

原口

慎太郎

平成13年4月 川口診療所 勤務
令和2年10月 川口診療所 院長就任

当院は、安心・丁寧で幅広い診療を心がけることで、地域のみなさんお口を健康だけでなく審美性を含めてトータルでサポートします。
そのため、当院では患者さんとのヒアリングを重視。
患者さん一人一人のご要望をきちんと汲み取ったうえで診療の提案を行っています。歯科治療を通して「噛むことの重要性」「食事の楽しさ」を実感していただくことが、当院の目標です。