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根管治療とは
2024.7.22
目次
こんにちは。川口、鳩ヶ谷の歯科者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」の歯科医師の塚本です。
歯医者で「根の治療をします、神経をとります。」と説明されたことがある方もいらっしゃると思います。これは専門用語で根管治療といいます。今回は具体的にどのような治療なのかお話します。
歯の構造と炎症
まず歯の構造についてお話します。歯の中央には神経と血管が密集しています。この神経と血管のことを歯髄といいます。虫歯が広がり歯髄に近づくと神経が反応して強い痛みが出ます。これを歯髄炎といいます。
歯は顎の骨に埋まっている根の部分と口の中で見えている頭の部分があります。歯の根の先端には小さな穴が開いており、そこから神経と血管は歯と骨と交通しています。ですので、歯髄に達する大きな虫歯を放置すると炎症が骨まで広がってしまいます。これを根尖性歯周炎といいます。レントゲン写真で根の先が黒くなっている状態がこれに当たります。
神経の処置が必要となる原因
ほとんどは虫歯が原因です。虫歯が大きくなればなるほど神経の処置が必要になる可能性が高くなります。
他には、重度の歯周病による歯周ポケットからの感染、重度の知覚過敏、歯の破折が挙げられます。
根管治療の流れ
根の歯髄が入っている場所を根管といいます。針のような細い器具を用いて、汚れている根管の壁をきれいにします。根管の形態や汚れの度合いはそれぞれの歯によって異なります。したがって、根管がきれいになるまでの治療回数も異なります。根管治療をする時、ピーピーという音が出る機械を使います。これは、根の先端がどこなのか教えてくれる機械です。
根管がきれいになったら根管内に材料を詰め、レントゲンを撮影し材料の詰まり具合を確認します。
根管治療をした歯の特徴
もろくなってしまい、健康な歯に比べて割れるリスクが高くなります。また、前歯部で被せ物をしない場合変色する可能性が高いです。
お口の中でお困りのことがあれば川口、鳩ヶ谷の歯科者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」ご相談ください。当院にてお待ちしています。
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