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フッ素について

2024.11.29

目次

 

川口・鳩ヶ谷の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 川口診療所」歯科衛生士 高尾です。

今回はフッ素ついてご紹介いたします。

 

虫歯の原因

虫歯は生活習慣病の1種です。

 

怪我のように突発的に起こるようなものではなく、食生活や飲酒・喫煙、歯ぎしりなどの生活習慣が大きく影響するためです。

 

日頃の生活が大きく関与し、徐々に歯が弱くなってしまい、虫歯になるのです。

 

その原因の1番が糖分の摂取です。

 

 

といっても、なかなかお菓子や糖分が入った飲み物を摂らないのは難しいことです。 

 

 

実際、私も間食が好きで辞められません。

 

虫歯だけでなく、糖尿病や高血圧なりそうと心配しておりますが、美味しいものを絶つのは逆にストレスになってしまいそうです

 

 

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

それは、フッ素を習慣的に摂り入れる事です。

 

フッ素を活かす

効果的な方法は

 

高濃度フッ素の歯磨き粉を使うことです。

 

 

目安としては、

 

6ヶ月から2歳は1000ppmのものを米粒くらい

 

3歳から5歳は1000ppmのものをグリンピースくらい

 

6歳から成人・高齢者は1500ppmのものを歯ブラシ全体くらいです。

 

 

磨く回数は丁寧に磨けば1日2回で大丈夫です。

 

あまり磨く回数が多いと歯が摩耗してきてしまいます。

 

フッ素は溜めることが出来る

フッ素が他の虫歯予防効果があるとされるものよりも効果が高い理由の一つに、

貯蔵されるという事があります。

 

どの様な事かというと、フッ素を継続して使うとプラーク中・唾液中・エナメル質の表層、内部など

多くの場所に留まり、菌の活動を抑えたり、歯の表面が溶けるのを減らします。

 

つまり、摂取直後でなくても虫歯予防効果が持続するわけです。

虫歯にならない環境を

虫歯の原因の一つは、糖分の摂取ではありますが、その他の色々な要素が重なり合い発生します。

 

フッ素は必ずしも虫歯を0にする魔法の薬ではありませんし、

摂りすぎれば害となります。

 

 

正しい使い方を知り、予防するようにしましょう。

 

 

 

お悩みの方や、興味のある方は、

川口・鳩ケ谷の歯医者『医療法人社団歯友会 赤羽歯科川口診療所』にご相談ください。

 

監修者情報

院長・歯科医師

原口

慎太郎

平成13年4月 川口診療所 勤務
令和2年10月 川口診療所 院長就任

当院は、安心・丁寧で幅広い診療を心がけることで、地域のみなさんお口を健康だけでなく審美性を含めてトータルでサポートします。
そのため、当院では患者さんとのヒアリングを重視。
患者さん一人一人のご要望をきちんと汲み取ったうえで診療の提案を行っています。歯科治療を通して「噛むことの重要性」「食事の楽しさ」を実感していただくことが、当院の目標です。